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福田重男TRIO at Body&Soul(2007)

今日は、毎月恒例になっている南青山のBody&Soulでの福田トリオにオジャマします。毎回充実した内容で聴かせるこのライブ、今日はどんなステージが待っているのでしょう?

さぁ、1曲目はどんなのから来るかな?
ミディアムテンポの “How Deep Is The Ocean” です。福田さんらしい、モダンなサウンドですね。さざ波に青白い月の光が当たってキラキラしているみたい。
Drumsは広瀬潤次。楽器に向かう凛とした佇まいが、なんだか「サムライ」を思い起こさせます。福田さん曰く、「広瀬のドラムは、抜群にキレがいい。」んだそうです。リズムにこだわる福田さんにそう言わせるとは、広瀬潤次、畏るべし!

Bassは上村信。福田さんと同じ、前橋出身なんだって。派手な自己主張はしませんが、スッと一本筋の通った「美学」を感じます。こちらもサムライ。

オリジナルの “Rachel’s Lament” は、とても美しくて心に沁みるメロディーですが、同時に非常に繊細なサウンドです。一方、”Drifftin'” はブルージーで粘りのあるグルーブ。”Relaxin’ at Camarillo” は疾風のようなスピード感。二人の侍を従えて、時間とサウンドを自在に操り、駆けめぐる様子は、もう見事としか言いようがありません。一体どこまで連れて行かれてしまうのか?

見事なコンビネーションを実現するには、アイコンタクトも重要です。ドラムやベースからは、こんな風に見えているんですね。

ドラムソロを見守る穏やかな顔。「いいね~。」なんて思ってるところかな?右は福田さんのソロに入るところの表情。一転して集中した表情になってますね。「いざ出陣!」って感じでしょうか。やっぱりこの人もサムライ?

ラストは、故郷の田園風景を音に綴ったという “Childhood’s Dream” 。温かくてちょっぴり切ないメロディが印象的です。 同郷の上村さんのベースで聴くと、より一層イメージが膨らみますね。なんだかじわっと胸の奥があったかくなって、幸せな気分になりました。福田さん、おつかれさまでした。 今日もバッチリ堪能させていただきましたよ!

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